こんにちは！合同会社トータルプランニングと申します。
アスベスト除去や解体工事、橋梁塗装などの塗装工事を手掛けている、長野県長野市の建設業者です。
現場の安全を第一に、日々高品質な施工に尽力しております。
このコラムでは、「アスベスト除去作業未経験者必見！アスベストの3つの危険性レベル」というテーマでアスベスト除去作業で知っておくべき危険性レベルについて解説いたします。
これからアスベスト除去作業の仕事に就こうをお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

レベルの違い

アスベストの危険性レベルは発塵性（はつじんせい）の度合いによって変わります。
発塵性（はつじんせい）とは、粉塵の発生のしやすさのことです。
簡単にいうと、粉々になって飛散しやすいかどうかです。
レベル1・レベル2・レベル3の3つに分けられ、レベル1がこの中で最も危険性が高いと覚えておきましょう。
では、レベル毎の定義を解説いたします。

危険性レベル1

危険性レベル1とは、発塵性が著しく高い状態です。
アスベスト吹き付け材や石綿含有ロックウール吹き付け材などの綿状のアスベストが該当します。
建材でいうと、天井の化粧仕上げで多く用いられています。
現場作業員の防護服・粉塵マスクの着用など厳重な対策のもと施工しましょう。

危険性レベル2

危険性レベル2とは、発塵性が高い状態です。
「練り込まれた」アスベストが該当します。
建材でいうと、保温材や断熱材などが多いです。
レベル1と比べると発塵性は少し低下しますが、作業を行う際はレベル1同様の対策を行い、安全に努めましょう。

危険性レベル3

危険性レベル3とは、発塵性が比較的低い状態です。
「硬い板状に成形された」アスベストが該当します。
建材でいうと、石こうボードや壁紙などが多いです。
粉塵の発生は少ないですが、作業を行う際は散水をしたり、作業員は防塵マスクや防護服を身につけたりしましょう。

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