長野市でアスベスト調査員・除去作業員になるには?資格取得ロードマップ2026年版
アスベスト(石綿)は、かつて断熱性・耐火性に優れた建材として広く使用されてきましたが、その繊維を吸い込むと肺がんや悪性中皮腫などの深刻な健康被害を引き起こすことが判明し、日本では2006年以降、製造・使用が全面的に禁止されています。
しかし現在も、高度経済成長期に建設された多くの建物にアスベスト含有建材が残っており、老朽化した建物の解体・改修工事が増え続ける長野県においても、アスベスト調査や除去作業を担う専門人材の需要は高まる一方です。
本記事では、長野市を拠点に解体工事・石綿除去工事などを手がける合同会社トータルプランニングが、「アスベスト関連の仕事に就きたい」「資格を取って専門職として働きたい」とお考えの方に向けて、必要な資格と取得ステップをわかりやすく解説します。
📋 この記事の目次
なぜ今、アスベスト専門人材が求められているのか

石綿障害予防規則の改正により、2023年10月1日からすべての建築物の解体・改修工事において、有資格者による事前調査が義務化されました(※要出典:厚生労働省 石綿障害予防規則)。これにより、アスベスト含有建材の有無を専門的に調査できる「建築物石綿含有建材調査者」の需要が全国的に急増しています。
また、戦後から高度経済成長期(1950〜1970年代)に建てられた建物が一斉に老朽化を迎える2030年前後に向けて、解体工事の件数はさらに増加すると見込まれています(※要出典:国土交通省 建設工事施工統計)。長野県においても例外ではなく、地域のインフラを守るためにアスベスト除去作業の専門人材の育成は急務となっています。
アスベスト関連の主な3つの役割と資格
アスベスト関連の現場では、大きく分けて「調査」「除去作業(一般従事者)」「除去作業(管理・監督)」という3つの役割があり、それぞれに対応する資格が定められています。
STEP 1 / 調査担当
建築物石綿含有建材調査者
解体・改修前に建物内のアスベスト含有建材の有無を調査する役割。2023年10月より有資格者による実施が義務化。
STEP 2 / 現場作業員
石綿取扱作業従事者
(特別教育)
実際にアスベスト含有建材の除去・解体作業に従事するために必要。1日(約4.5時間)の講習で修了できる。
STEP 3 / 現場責任者
石綿作業主任者
(技能講習)
現場で作業員を指揮・監督する責任者に必要な資格。2日間の講習+修了試験に合格することで取得できる。
⚠️ 注意:石綿取扱作業従事者(特別教育)を修了しているだけでは、現場の指揮・監督はできません。石綿作業主任者技能講習の修了者が現場に選任・配置されている場合に限り、作業従事者は除去作業を行うことができます(労働安全衛生法第14条)。
資格取得ロードマップ(ステップ別解説)
未経験から「アスベスト調査員・除去作業員」を目指す場合、下記のステップで資格を取得していくことが一般的です。それぞれのポイントをご確認ください。
STEP 1|石綿取扱作業従事者特別教育を受講する
まず最初に取得を目指すのがこの特別教育です。石綿等が使用されている建築物・工作物・船舶の解体、改造、補修などの作業に従事するすべての方に受講が義務づけられています(労働安全衛生法第59条第3項、石綿障害予防規則第27条)。
| 受講資格 | 特になし(18歳未満は作業従事不可) |
| 講習時間 | 学科のみ 合計4.5時間以上(1日で修了可能) |
| 試験の有無 | なし(講習修了で資格取得) |
| 受講方法 | 集合講習・出張講習・オンライン講座(各機関によって異なる) |
| 主な学習内容 | 石綿の性質・健康被害のリスク/作業の安全対策・防護具の使用方法/関係法令 など |
※ トータルプランニングでは、石綿作業主任者資格を持つ先輩スタッフのもとで実務を学びながら取得を目指せる環境があります。
STEP 2|石綿作業主任者技能講習を修了する
除去現場で作業員を指揮・監督する「石綿作業主任者」に選任されるためには、この技能講習の修了が必要です。現場リーダーやキャリアアップを目指す方はこの資格取得を目標としましょう。受講資格の制限はなく、18歳以上であれば誰でも受講が可能です(※都道府県によって受講制限がある場合があります)。
| 受講資格 | 18歳以上(制限なし) |
| 講習期間 | 2日間(学科講習+修了試験) |
| 試験の有無 | あり(各科目40%以上、合計60%以上で合格) |
| 受講場所 | 各都道府県の登録教習機関(労働局安全課・労働基準協会連合会など) |
| なお書き | 石綿作業主任者技能講習修了者は、石綿取扱作業従事者特別教育の受講を省略できます |
STEP 3(上級)|建築物石綿含有建材調査者講習を受講する
解体・改修工事の前に建物内のアスベストを事前調査する「建築物石綿含有建材調査者」は、2023年10月から有資格者による実施が義務化された専門職です。調査業務にも携わりたい方や、さらなるキャリアアップを目指す方に適した資格です。
⚠️ 受講資格に注意
この講習には受講資格が必要です。代表的なものは以下のとおりです。
・石綿作業主任者技能講習修了者(実務経験年数不問で受講可能)
・大学で建築関連課程を修めて卒業し、建築に関する実務経験2年以上を有する者
・特定化学物質等作業主任者技能講習修了者で、石綿含有建材の調査に関して5年以上の実務経験を有する者 など
(※詳細は建築物石綿含有建材調査者講習登録規程第7条をご確認ください)
| 種別 | 一般・一戸建て等・特定 の3種類 |
| 講習期間 | 一般:2日間 一戸建て等:1日間(各機関による) |
| 試験の有無 | あり(筆記試験+合格で修了証明書交付。有効期間5年) |
| 免除科目 | 石綿作業主任者技能講習修了者は「基礎知識1(1時間)」が免除 |
| 問い合わせ先 | 厚生労働省「石綿総合情報ポータルサイト」にて登録講習機関一覧を確認 |
📊 資格取得ロードマップ(全体像)
石綿取扱作業
従事者特別教育
石綿作業
主任者技能講習
建築物石綿含有
建材調査者
※ STEP3の受講にはSTEP2の修了が最もスムーズな受講資格となります。
トータルプランニングで取得できる主な資格
合同会社トータルプランニングでは、台湾の新幹線工事も経験した経験豊富な代表をはじめ、熟練スタッフが揃っており、入社後の資格取得を会社としてバックアップしています。アスベスト関連に限らず、多岐にわたる資格取得が可能です。
🔖 アスベスト関連
・石綿取扱い作業従事者の特別教育
・石綿作業主任者
🔖 塗装関連
・塗装技能士
・1級鋼橋塗装技能士
・外装劣化診断士
・有機溶剤作業主任者
🔖 建設・土木関連
・土木施工管理技士
・雨漏り診断士
など
「どの資格から取ればいいかわからない」という未経験の方も、入社後に先輩スタッフとともに現場を経験しながら、一歩ずつ資格取得を目指していただけます。独立支援制度もございますので、将来的な独立を視野に入れている方もぜひご相談ください。
よくあるご質問
長野市でアスベスト専門職を目指す方へ
合同会社トータルプランニングは、長野県長野市若穂綿内を拠点に、塗装工事・解体工事・石綿除去剥離工事・防水工事・土木工事・外構工事・内装リフォームなど幅広い工事を手がける総合建設会社です。
アスベスト除去の現場は、地域の安全を守る責任感のある仕事です。作業に向き合うたびに「自分の技術が地域の未来に役立っている」という実感を得られる、やりがいに満ちた職種でもあります。
未経験の方には丁寧な指導環境、経験者の方にはさらなるスキルアップの機会を用意しています。まずはお気軽にご連絡ください。
【参考情報・出典について】
本記事に記載の資格要件・法令情報は、厚生労働省「石綿総合情報ポータルサイト」・石綿障害予防規則・労働安全衛生法等をもとに作成しています。法令・規則は改正される場合がありますので、最新情報は必ず各登録講習機関または厚生労働省の公式ページにてご確認ください。
・石綿総合情報ポータルサイト(厚生労働省):https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/
・建築物石綿含有建材調査者講習 登録機関一覧:https://www.ishiwata.mhlw.go.jp/investigator/
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